行動心理学 / ガイダンス2/ 人間の特性

集団で生活する人間

人間は集団で生活することで生きていけます。
また人類=ホモ・サピエンスが
ネアンデルタール人などとは違い
絶えることなく、発展してきたのは
高度なコミュニケーション能力が
遺伝子に備わっていたからです。

それだけコミュニケーション能力が高い人類だからこそ
その能力をベースとした集団が大切であり
集団で生活することで
安全で利便性の高い毎日を送ることができるのです。

人間はそもそも
所属欲求を持っていて
誰かに認めてもらいたいとか
誰かと繋がっていたいとか
安心できる居場所が欲しいと考えます。

ちなみに、これは集団で生活する他の動物も持っていて
野生動物の場合は
集団から離れることは死に直結することになります。

人間の場合は
集団から離れることで即、死に繋がるわけではありません。
それでも疎外されることで
気持ちも落ち込み
思考、認知能力も低下してしまいます。

そのような苦しみを避けるため
人は集団の中での
自分の安全な居場所を作ろうとするのです。

自分を守るための行動

集団内で自分の居場所を確保するため
時として人は、自分に都合の良い行動をとってしまうものです。

例えば
他人の悪口を言うことで
自分から遠い存在や、自分にとって不都合な存在の人を
排除しようとすることがあります。
悪口を言って仲間の共感を呼ぶことで
仲間を増やす効果もあるのです。

また自分を守るために
自分のミスを認めず他人のせいにしたり
嘘をついてしまうことがあります。

さらに他の誰かがいじめられていても
自分に被害が及ばないように
見て見ぬふりをしてしまうことがあります。

これらは
人の目を気にして
自分の評価を下げず
自分の居場所を確保するための自衛手段なのです。

人間に所属欲求があり
自分を守りたいという強い気持ちがあるために
このような行動をしてしまうものだということを
認識しておくことが大切です。

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