行動心理学 / ガイダンス5/ 自己認識

自分はどんな人間か

人間は集団の中で
周りからどのように認識されているのか把握し
集団に適応しようと考えています。

そして自分自身を認識するために
2つの視点で自分を理解しようとしています。

1つは自分自身で
自分はこういう人間だと理解する
「セルフ」(自己)という概念です。

これは自分の
性格、能力、容姿について自ら理解しやすい傾向があります。

2つめは
他者が自分を評価したものを基準として得られる
「ソーシャルセルフ」(社会的自己)です。

これは
他者からの評判であったり
各種試験による自分の評価であったり
社会的ステイタスの度合いなどによって
自分の立ち位置を理解しています。

そしてそれらの自己理解をベースとして
それぞれの集団に適応した自分を演じているのです。

優れた存在でありたい

家族の中での自分と
学校、職場での自分には
違いがあることを気づいていますか。

家では
親に頼りがちで
やってくれるまで何もしない
わりと気分屋でもある自分。

でも外では
いつもニコニコしていて
ハキハキとしていて
率先して手を貸してあげるような自分。

そんな自分を
知らず知らずのうちに演じているかもしれませんね。

それでも
どちらが本当の自分ということではなく
どちらも本当の自己なのです。

人間はそもそも
優れた存在でありたいという
自己高揚動機が働いています。

家ではただ存在するだけでも
大切に扱われがちです。
ですからそこでは特に意識しなくても
ある程度のポジションを確保しています。

しかし社会にでると
優れた存在であるために
自分の優れた点を強調したり
自分の失敗を隠したりしてしまいがちなのです。

つまり他者から
良い評価を得なければならず
そこに敏感になってしまうのです。

以上は自然のことなのですが
自己高揚動機が強すぎて
(優れた存在でありたい気持ちが強すぎて)
周りに虚勢を張り過ぎたり、
八方美人になったりすると
かえって周りからの評価を下げてしまいがちです。

このような人間心理を理解した上で
自分の行動に気を配っていきましょう。

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