行動心理学 / 人間関係5 / 関係の終焉

人間関係の終わり

悲しい表題ですが、
人間は、相手にかける
コストと報酬のバランスが崩れると
相手に不信感をいだき
関係を終焉させる道を選ぶことがあります。

ここでいうコストとは
金銭的なコストはもちろん
相手にかける時間や
我慢、心配などの精神的負担も含みます。

報酬とは
好意を持たれている満足感や
いろいろと受ける援助などの
喜ばしい要素のことです。

つまり
相手のために多くの時間と気配りをしているのに
相手は何も応えてくれないとか
かえって面倒ばかりかけられるなどという時
関係を持続することに意味を見出せなくなり
関係を終わらせたいと感じるのです。

また、
自分は何もできないのに
相手から報酬を受けてばかりいる時も
心理的負担が高まり
良い関係を持続させることが難しくなります。

人間は
お互いに愛情や報酬などを交換しあうもので
それを社会的交換理論といいますが、
相手に与えると同程度
自分も欲しがるものですし、
相手から与えられると同程度
自分も返したくなるものです。

そういうバランスがうまく取れる相手と
長く付き合いたいと考えるのです。

葛藤に対処する

相手との関係において
相手に対するコストと報酬のバランスが崩れてくると
心に葛藤が生じます。

葛藤が人間関係の終焉の始まりといえるのですが
これはお互いに依存度が高い関係、
つまり、夫婦、恋人、親子などであるほど
生じやすくなります。

この葛藤に対する方法としては
1、お互いの違いを認め合う
2、自分の考えや行動を変える
3、相手からの辛辣な言動の真意を探る
ことが挙げられます。

自分の気持ちをどうしてわかってくれないんだろう
と思った時、
相手も同じように思っていると考えましょう。

人はみな違う個性を持つ、別個の生き物なのです。

また人の存在に上下関係はありません。

無理に相手を変えようとしたり
自分の考えを押し付けたりすると
相手に対する怒りや不満が増すこともあります。
また当然、相手も同様な反応をするので
脅しや暴力に発展することもあります。

まずは自分の
言い方を変える
接する態度を変える
思っていることを丁寧に話す
お互いの妥協点を探るといった
自分の言動を変えるところから始めましょう。

また相手からきつい一言があった
などといった場合は
その発言の奥に
自分が気づかなかった
相手の苦しい思いがあるものです。

しっかり話し合いをして
さらに良い関係を継続していけるようにしたですね。

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