思春期の子供に対して

前回、子供を褒めるお話をしました。
それは普段の接し方についてです。
では、いらいらしがちな思春期の子供にはどう接するか。
そこを考えていきましょう。

思春期は、反抗期とも重なります。
だいたい10代から25歳くらいまでのことを指します。

このころは、性ホルモンがバンバン出て身体を作ります
ただそれが大脳の扁桃体まで達し、
シナプスが次々に形成されるため、
ちょっとしたことにも敏感になり、
感情が高ぶって、何者をも恐れぬ言動まで引き起こすのです。

こうした、周りを驚かすような精神状態は
若者特有のものであり、
この反抗期パワーによって、
人類は無謀な挑戦をしつつ発展してきたと言われています。

大海原に新大陸を求めて船をこぎだすことから、
夢に向かって、勝算のない事業を始めることまで、
実にいろいろな挑戦は、
多くの若者の無謀とも言える行動によって支えられてきたのです。

つまり、反抗期はだれにも起こる正常なことであり
その抑えきれないエネルギーが
人類の発展に必要なことでもあったのです

一方で、このシナプス形成は、
記憶を司る海馬まで強く影響するので、
この時期は記憶力も非常に高まります

言わば、稼働し始めの、力を持て余した、
高性能巨大マシンみたいなものです。

反抗期の子供に対して、
あなたのその行動は、私にとって我慢ならないことだけど、
人類の発展を支えた、人類特有なものなんだよ。
だから、そのパワーを人類とは言わないが、
あなたの挑戦のために燃焼させなさい。
とでもいいたくなるような背景があるのですね。

ただ、実際に凶暴な危険生物が同居しているようなご家庭もあるかもしれません。

もちろんとても手に負えない状態であるのなら、
専門家にご相談いただく方が
親子両者にとって安全です。

ただ、そこまででもない場合、
こういう子供に対して放っておかず、
親としては真剣に向き合う必要があります。

とことん子供の話を聴いて
こちらの考えも聴いてもらい、
しっかりと話し合うことがとても大切なのです。

自分のことも思い出しながら、、。

 

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