コラム

行動心理学 / 実対応 / 左右に目が泳ぐ

仕草の真意

話をしていたり
何かを依頼したりした場合
相手の目が左右に泳ぐことがあります。

こういう場合は
その時の話の内容に不安を感じていたり
依頼の内容に自信が無い場合が考えられます。

例えば
与えられた業務に対して
自分に出来るのか自信が無い場合
その自身の無さから目が泳いでしまうのです。

こういう場合は
相手としっかり話をして
不安なこと、わからないことはないか
聞いてあげるアプローチが必要です。

そして
自身のなさや不安感を和らげ
わからない場合は遠慮せず聞くようにと
サポートする姿勢を示すことが効果的です。

プレッシャーをかけるような真似は
間違ってもしてはいけません。

自身のない相手に
自信をつけさせ
次の業務にもつなげる
こうしたことの積み重ねで
強いチームも育成されるというものです。

行動心理学 / 実対応 / ネクタイを触る

ネクタイを触る真意

社会人がやたらとネクタイを触る仕草には
不安感情や不快感情が隠されていると
考えられます。

例えば
仕事でミスをしてしまい
その言い訳でしどろもどろしていたり
上司からの怒りをかわないかとの焦りを感じている
そんな状況で見られます。

またその時話している内容に
嘘がある場合もあります。

ただし
報告する相手がいかにも怖そうで
それだけで緊張して
ネクタイを触ってしまっている場合もあります。

このような仕草がある場合は
落ち着いて
じっくりその人の話を聴いてあげる必要があります。

その上で
話す内容に嘘があった場合は
その点を正し
適切に指導していくようにしましょう。

行動心理学 / 実対応 / 唇を噛む

唇に現れるくやしさ

複数の人が集まる場面で
立場が上の人から何かを言われ
下の立場の人などが
上下の唇を
唇が見えなくなるほど
押し付け合っているのを見たことがありませんか。

これは
強い無力感
上司に対する苛立ち
強い不快感
モチベーションの低下の表れです。

言いたい意見が言えない
どうせ意見を出しても否定される
そのような感情の表れなのです。

怒りの感情も隠されているので
そのままにしておくのは
その組織にとっても悪影響で
不利益に繋がります。

現代は力で他人をねじ伏せようと
すればするほど
その首謀者がしっぺ返しをくらいます。

牛耳る時代ではなく
協調する時代なのです。

つい勢い余って
相手を押さえつけてしまったと後悔した場合は
後でその相手に謝罪しフォローする必要があります。

また、第三者同士が揉めている場面を見てしまった場合は
自分がその仲立ちができそうだと思えば
後でお互いの意見を聞き
仲をとりもつ行為をしたいものです。

もし自分では仲に入ることはできそうにないと考えたならば
別のベテラン、年長者に相談することも必要です。

ただ逆恨みをかうことがないよう
あくまでも客観的な行動が大切です。

行動心理学 / 実対応 / 異性が近づく

好意表現

なにげなく
男性が女性に近づく時
その男性は女性に好意を抱いている可能性が高いと言えます。

心が相手に近づきたいと感じる時
身体も相手に近づくように動きます。

そこでのコミュニケーションにおいても
男性が一人称を多用して話をする場合
つまり
僕はね、俺はねという表現が多い場合
それは自分を売り込みたいという
相手に対する好意の表れといえます。

また自分のプライベートのことを話す
自己開示が見られた場合も
相手に自分のことを知って欲しい
それによって相手のことも知りたいという
好意の表れといえます。

以上は男性からのアプローチとして
設定していますが
もちろん女性が男性に対する場合も同様です。

相手にこのような好意の表現が見られた時
自分も相手のことに関心があれば
お互いに良い関係を築く第一歩になります。
良いコミュニケーションを進めるべきです。

ただし
自分は相手に好意を抱けない場合
さりげなく相手から距離をとるべきです。
また相手の話も聞き流し興味を示さないようにするべきです。

ここで重要なことは
相手を傷つけないように
距離をとっていく
もしくは距離を縮めないことです。

大人の対応を身に付けましょうね。

行動心理学 / 実対応 / 後ろ手を組む

手を後ろで組む意味

立っている人が
手を後ろで組んでいる場面
たまに目にしませんか。

これはその場で立場が上の人が
他の人に対して
自分の方が上だ
不用意に近づくな
というメッセージを含んでいます。

その人の自尊心を傷つけないよう
誠意を持って接するのが
無難といえます。

これに対して
椅子に座っていて
身体を後ろに反らし
手を後ろで組む仕草が見られた場合
相手は嘘をついていて
居心地の悪さから
不快感情を持ち
接する人から距離を保ちたい
という感情の表れと考えられます。

相手にバレないために
男性が女性に対して行う
典型的な仕草ともいえます。

ただし
これも可能性のひとつと考え
嘘をついていると断定すべきではありません。

またこの仕草を見たらといって
嘘を追求した場合
結果的にお互いの距離が離れ
決裂するということも考えられます。

自分は
相手が嘘までついたことがわかったとして
お互いの関係をどうしたいのか
その戦略をしっかり立てておくべきです。

嘘をとことん追求して
相手を追い詰め
つるし上げるのか

嘘をつかれたことが
とてもつらく悲しいことだと相手に伝えて
相手の反省と改心を促すのか

目的をはっきり持ち
改善して姿勢が
最も大切ですね。

行動心理学 / 実対応 / つま先で読む

つま先で心理状態がわかる

人が話をしている時
その人のつま先を見るだけでも
その人の心理状態がわかるものです。

つま先も人の心情を表しやすい部分なのです。

だれかと話をしていても
つま先がその人と反対の方向を向いていた場合
それはその場の居心地が悪い
早くその場から離れたいという
心理状態の表れなのです。

たとえ
その人が笑顔で話に参加していたとしても
それは相手に気を遣っている
もしくは
相手に逆らえないという立場から
仕方なくその場に留まっているだけなのかもしれません。

たとえ相手に嫌悪感を持っていなくても
用事があってすぐにその場を離れたいという状況かもしれません。

自分と話している相手のつま先は
気を配れば簡単に認識できます。

話し相手のちょっとしたしぐさにも注意して
良好な人間関係の構築を心掛けましょう。

行動心理学 / 実対応 / 手で顔を触る

顔に触るしぐさの意味

友人と話をしていて
特にあなたが意見を言っている時
友人が急に手で顔を触り
身体を後ろに反り返したら、、

顔を触るという行動は
代表的ななだめ行動で
不快感、不安感を抱いていることを表します。

さらに身体を後ろに反らすということも
否定的な感情の表れです。

もし
顔を触りながら
”わかった”と相手が言ったとしても
不快感、不安感をいだいていることに違いはなく
ただ相手の顔を立てたり
これ以上話しても無駄だと
話を終わらせようとしているだけと考えられます。

あなたが意見を言っている途中で
相手が手で顔に触った場合
相手が自分の意見に否定的になっていることを悟り
それ以上意見を押し付けるのはやめるべきです。

そして
相手はどう思うか
相手の意見を尊重してあげるべきです。

相手はあなたの意見を求めていたのではなく
ただ話を聞いて欲しかっただけかもしれません。

意見というものは人それぞれなのです。

常識的な意見と自分では考えていても
それが常識と判断しているのは自分なのだということを忘れていけません。

意見を言っているのはあなた自身で
それはあなた個人の意見ですから
決して押し付けるようなことがないようにしましょう。

行動心理学 / 実対応 / 腕を組む相手

自分に対して腕を組む

今回からは
行動心理学の実践として
具体的な場面を想定し
そこでどのように振る舞うべきかを考えていきます。

まずは
人と離れた所で一人でいる知人に気づいたので
その人に近づき、話をしようとしたところ
相手は笑顔ながらも腕組みしてしまった
という場面。

前提として、人と離れた所にいるということは
・そもそも人と関わるのが苦手な人
・人に気を遣わず、一人でいたい
そのような真意が読めます。

そこに知人であるあなたが近づくことで
笑顔で迎えてくれたことは
あなたと良い関係を築きたい気持ちの
表れではあります。
そこはポジティブに受け取れます。

ただし
相手は腕組みをしてしまいました。

本来、腕組みをするということは
・自分の権威を誇示する
・不安から自分を守る
という心理が隠されています。

相手が明らかに自分より立場が上で
権威を貴ぶような人であれば別ですが
対等な関係の人であれば
その人は
警戒や不安のため
腕を組んで自分を守る
防御の体制に入っているとみて取れます。

つまり急に現れたあなたに
警戒をしているということが読み取れます。

そのような時は
こちらも笑顔で
当たり障りのない会話で
相手の警戒心を解きほぐすことが重要です。

もし、このような場面で
相手の心の中を覗き込むような
また個人情報にも触れるような
突っ込んだ話を展開しようとすると
相手はさらにあなたに警戒して
あなたに対して高い壁を作ってしまうかもしれません。

相手の腕組みは心の壁です。

大切なシグナルとして
見落とさないようにしましょう。

行動心理学 / 好感の表現

相手に好印象を持ってもらう

人は
相手の表情やしぐさや言葉などから
その人の印象を作り上げています。

そのため
言葉だけいくら良い事を言っても
表情やしぐさで好感が得られないと
相手から好印象を抱かれません。

それだけ
表情やしぐさも大切なのです。

それでは
好感を抱かせるしぐさとはどのようなものか
例をあげます。

■身体を近づける
相手に対して自分から相手のテリトリーに入る
もしくは相手が自分のテリトリーに入ってきても
その距離を変えないことで
自分が相手に対して好感を持っていることをアピールします。
それによって相手も同様に好感を抱きやすくなります。

■目を見て話す
相手の目を見て話すことで
相手に対しての真摯な態度、信頼、従順が表れます。
ただし、この時の自分の表情に穏やかさが無ければ
ただ単に相手の言葉を真剣に聞いているだけと判断されます。

■大きくうなずく
相手の話に興味があり
もっと話を聞きたい、話したいという意思表示になります。

人は
自分に好感を持っている相手に好感を持ち
積極的にコミュニケーションをとろうとします。
自分を好んでくれる人は
自分を認めてくれる人でもあり
社会的動物である人にとって
とても喜びを感じることに繋がります。

大切な相手に
好感を抱いてもらうためにも
まず自分から
相手に好感を抱いているメッセージを
効果的に送ることが大切です。

行動心理学 / 本心の見極め

自分に賛同しているのか

人とコミュニケーションをとっている時
相手が自分に賛同しているのか
それとも
口先だけで、本心では賛同していないのではないか
気になりますよね。

そのような場合も以下のような仕草で
相手の気持ちを確かめることができます。

■自分に賛同している場合
・テーブルの上で、両手を広げて話を聞いている
(自分に対してオープンになっている)
・手であごをさすって話を聞いている
(じっくり話を聞きたがっている)
・テーブルの上の障害物をわきによけて話を聞いている
(自分との間の障害物をよけ、もっと話を聞きたがっている)
以上の場合は
リラックスして
より積極的に話を聞ききたいという姿勢の表れです。

■本心では賛同していない場合
・両手を頭の後ろで組んで話を聞いている
(疑いや疑問を感じている)
・テーブルの上で握りこぶしを作り、話を聞いている
(話の内容に納得がいかず反論がある)
・テーブルの上で両手であごを支えながら話を聞いている
(不愉快で、もう話を聞きたくない)
・テーブルを指でコツコツ叩きながら話を聞いている
(話の内容に納得がいかず反論がある)

いかがでしょうか。
相手が本心では賛同していない時に
長々とこちらの持論を展開してしまうと
さらに相手との関係を壊してしまうことにもなります。

相手の様子をみて
もし納得していないようであれば
冷静に
何か意見があるようなら、遠慮なくいって欲しいと
伝えるべきですね。

コミュニケーションは
一方通行では成り立ちません。