芸術療法4 /終結

これまで芸術療法の中の
絵画療法を中心に話をしてきましたが
これは1回のセッションで無理に終わらせるものでもなく
必要であれば数回重ねて行い
内面の心的問題点が現れ
目的が達成されたことを共有するまで行います。

芸術療法はただ内面を表現するだけでなく
そこをクライアントに確認してもらい
そこからの思いを吐き出してもらい
すっきりとしてもらうことが大切なのです。

またカウンセラーは
出来上がった作品の芸術的な評価はしません。
芸術的な作品を作ることは目的ではなく
そういう評価を取り入れると
クライアントの制作する目的が変わってしまう
もしくは
制作に自信を失うからです。

それと出来上がった作品は
その時点でクライアントが持ち帰ることはできません。

クライアントの心の奥にあるものの表現なので
持ち帰り見つめなおすことで
急に不安な感情が沸き起こることもあるからです。

作品はすべてのカウンセリングが終了するまで
カウンセラーが守秘義務に基づいて保管します。

芸術療法は以前にも述べましたように
それ単独で行うものではないので
目的を達成した段階で
本来の心理療法にカウンセリングを戻していきます。

あくまでも
通常の心理療法を補助するための療法となります。

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以上、数十回に渡り心理療法のお話をして参りました。
普段接することのない領域について
少しは参考になれば
また、今後心理カウンセリングを受けようかと
迷っていらっしゃる方にとって
少しでも不安解消になればと感じております。

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