内観療法(カウンセリング)2/ 実施

内観療法は
他の心理療法と異なり
カウンセラーはクライアントに対して
信頼関係を築くような世間話や
苦労を労うような語り掛けは
一切行いません。

事務的で
無表情で
淡々と療法の説明をし
聞き取りをして聞きます。

これは
内観者(クライアント)から
過度に依存されるのを防ぎ
自己治療の目的を達成するためです。

実際の進行過程は
3つのテーマに沿って行います。

最初のテーマは
・これまでしてもらったこと
・して返したこと
・迷惑をかけたこと
まず母について考えてもらい
続いて重要な関係のあった人
(父、兄弟、祖父母など)
についても考えてもらいます。

次のテーマは
・養育費の算出についてです。
これはこれまで自分が成長するまでの
養育費を思い出してもらい
その負担を主にかけた
父について考えてもらいます。
続いて重要な関係者についても
考えてもらいます。
もちろん、最初に父ではない
最重要人物がくる場合もあります。

最後のテーマは
・嘘と盗みです。
これも自分がしてきた過去を思い出し
そのテーマに関わる人物について
深く考えてもらいます。

以上の内容を
1~2時間ごとに内観者に聴き
内観の進み具合を見ながら
次のテーマへと移ります。

こうして内観者の内観を深めていきますが
睡眠時間以外はほぼ1日内観となるので
1日め、2日めはとくに内観者にとって苦痛で
断念する内観者も多くなります。

非常に厳しい自己鍛錬ともいえますが
7日間を通し自己を深く見つめなおすことで
自己探求が深まり
自分の本来のあり方がみえてくるのです。

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