認知行動療法3/基本モデル(続き)

今回は、認知行動療法の
基本モデルのお話しの続きです。

クライアントの抱える問題から生じる状況を把握し
ネガティブな感情、気分を引き起こす
認知(言わば悪い認知)をコントロールして
ポジティブな認知を選択できるように
クライアントにカウンセリングをしていくわけですが、
そのベースとなる
基本モデルの作成は
前回お話した
状況、認知、感情、身体反応、行動の他に
対処(コーピング)心の癒し(救い)という項目も作成します。

つまり、
問題が起きて辛い時の
自分なりの対処方法を明確化していきます。

対処(コーピング)とは、
例えば
・嫌な事でも少し我慢すればその場は終わる
・お金のためだと自分に言い聞かせる
というようなことです。

心の癒し(救い)とは、
例えば
・休日には問題から離れられる
・子供の存在
というようなことです。

問題は
これらの対処、心の癒しで
問題の解決になっているかということです。

もちろん
問題の解決、つまり
あまり苦しまずにやり過ごすことが
できていないからこそ
カウンセリングが必要なわけです。

このようにして
クライアントの状況を全体的に明確化し
改めてクライアントとともに
効果的な改善策を検討していくのです。

別の言い方をすると
ネガティブな認知を続ける限り
苦しみからはなかなか解放されないですし、
現在の対処方法、癒しの存在に関しても
効果的な対処方法の提案と実施を促すということです。

 

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