認知行動療法4/認知療法との相違

認知行動療法のセッションは
認知療法の進め方と基本的に同じです。

つまり最初のセッションで
ソーシャライゼーション
(お互いの信頼関係を深めるため
クライアントの悩みを真摯に伺い
どのようなカウンセリングが適しているかを
クライアントの理解度を確認しながら検討する)
を行い、 認知行動療法が適していると考えれば
認知行動療法の説明、
進め方の説明をし、
同意を得たうえで
目標の設定などを行います。

そして、2回目以降の各セッションでは
1、クライアントの状態把握
2、前回セッションの振り返り
3、前回ホームワークのチェック
4、アジェンダ設定
5、各アジェンダに沿って話合い
6、新たなホームワークの設定
7、当日セッションのまとめ
という内容で進めていきます。

セッション中にメモをとり、
クライアントが
自らの言動、考え方などを
冷静に整理するようにしてもらうことも同じです。
(認知療法5/カウンセリングの進め方参照)

では、認知療法とどのような違いがあるのかというと
認知療法では
ある事象に対する認知を
ネガティブなもではなく
ポジティブなものを選択できるように変えていく
心理教育を進めますが、
認知行動療法では
さらに行動に関しても
よりポジティブなものを選択できるよう
していきます。

ホームワークにおいて
幅広いポジティブな思考を
獲得できるようなものに加え、
行動技法として
リラクセーション法
活動記録表作成
不安階層表作成
などを加えていきます。

つまり
認知行動療法では
認知と行動は自然に出てきてしまうものであるが
それを自分自身で選択できる
ということを
習得していただくのです。

認知と行動を変えることによって
クライアントが抱える悪循環が改善され
ネガティブな感情や身体反応が緩和していくのです。

 

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