認知療法3/思考階層構造

認知療法の3回目のお話は
思考階層構造に関してです。

認知療法では、
自身の持つ認知の過程、
つまり
自分はこういう人間だとか
自分はこうすべきなんだという
思い込みに至る過程
以下の3段階の
思考階層構造で定義します。

1、中核信念
自分で気づかぬうちに形成される
自身、他者、周りの世界についての
一定の概念のことです。
例えば、
子供の時からグズだと言われ続けると
自分はグズなのだと思い込んでしまいます。

2、媒介信念
やはり自分では気づいていない
中核信念を一歩踏み込んだ捉え方
例えば
グズと言われ続け
グズはダメ人間だ
素早く行動できないといけない
自分は周りに迷惑をかけてしまう
というようにとらえる考えです。

3、自動思考
中核信念、媒介信念を経て
自然と生まれる考え方
本人も気づいている思考です。
例えば上記の信念を経て
いつも周りに合わせなければいけない
自分にはできるはずがない
と考えてしまいます。

もちろん自動思考が
ポジティブであればいいのですが
悩みを抱えたクライアントは
自動思考から
負の感情が生まれていることが多いのです。

このため
カウンセリングにおいては
クライアントの否定的な
自動思考を見つけるために、
問題となった場面において
どういう状況だったのか
どういう気持ちになったのか
なぜそう感じたのか
などを話し合い、
どんな思考が元にあるのか
ふと思いつくことはないか
などと伺っていきます。

繊細な感情の持ち主は
周りの人間からの言動で
知らず知らずのうちに
このような影響をうけてしまうことがあるのです。

 

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