認知療法4/自動思考の矯正

前回は否定的な自動思考と
そこに至る過程のお話をしました。

今回はその否定的な自動思考を
矯正する方法についてのお話です。
認知療法とは、
この否定的な自動思考を
矯正するためのカウンセリング手法なのです。

多くの悩めるクライアントは
否定的な自動思考に苦しんでいます。
そしてそれが適切な思考ではないことを
納得してもらえるようにアプローチしていきます。

具体的な方法として
以下のようなものがあります。

1、利益と不利益を探る
クライアントが悩んだ事象に対して
クライアントが否定的な自動思考を持つことで
得られるメリットと
デメリットを考えてもらいます。
それによって、
そのような否定的な自動思考は
デメリットでしかないことを
理解してもらうのです。
そして問題解決意欲が高まり
自分自身を苦しめる考え方や
行動の問題が見えるようになります。

2、根拠の重みを図る
これはクライアントが考えた
否定的な自動思考が
正しいと思う根拠を問うていくものです。
その思考が現実的なものなのか
仮に他人の様子としてとらえた場合、
自分ならその人をどう思うか検討します。
これにより
否定的自動思考の間違いに気づき
苦痛が和らぐようになります。

否定的な自動思考をしていることに
クライアントが気づくことで
次には
そのような思考を避けていくための
カウンセリングに移っていくのです。

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