認知療法6/ホームワークとカウンセリングの終了

認知療法における
特徴とカウンセリングの進め方を
お話してきましたが
いかがでしたでしょうか。

今回は認知療法の最終回として、
代表的なホームワークについての
お話です。

ホームワークは
当療法にかかせないものです。

客観的に自分の言動を振り返り
否定的な思考に陥らないようにするための
訓練なのです。
具体的に、そのいくつかを記載します。

1、セッションの振り返り
カウンセリングをやりっ放しでは
その多くを流してしまいがち。
やった内容は自分でメモにし
それを振り返ることで思考の整理を行う。

2、心理的思考の改善を促す参考本を読む
カウンセリングと合わせ、
客観的文章によるアドバイスで、
良好な思考の定着を目指す。

3、良いところリスト/できることリストの作成
日常生活で
自分の良いところ、できたことなどを記録し
陥りがちなマイナス思考にならない訓練をする。

4、思考記録表の作成
遭遇した場面、自動思考の内容、その時の感情、
あわせて
バランスのとれた思考、その場合の感情を
事例ごとに書留め
否定的な思考が妥当なものかどうかを判断する。

すべて否定的自動思考を矯正するための訓練です。

このようなカウンセリングを続けることで
クライアントの状態が改善していきますが、
その様子にあわせ
カウンセリングの間隔をあけていきます。

そうして
バランスのとれた思考ができるようになれば
カウンセリングの終了となりますが
学んだスキルは
認知療法終了後にも持続してもらうよう
生活の一部として取り入れるよう指導します。

また、学んだことによって
これからは自分ひとりで解決する
能力がついたことを自覚してもらいます。

ブースターセッションという形で
終了後数か月のタイミングで
クライアントの状態をチェックすることも
行っていきます。

クライアントによっては
自分ひとりでやっていけるか
不安になる場合もありますが
終了まで達したのは
本人が努力した成果なので
自信を持っていただくことが重要です。

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